消費税法の理論問題の問2の傾向と対策(過去5年分)

消費税法の理論問題の問2は応用事例問題がここ5年間は出されています。

68回の消費税法の問題も応用事例問題が出る可能性が高いです。

ここまでの62回から66回までの問題から傾向や対策を考えていきます。

  • 時間配分と得点

基本的に20分から30分で解くべきです。

問題数は3~6題です。

得点予想は20点から30点です。

難易度自体は比較的易しい事が多いです。

たまに難しい問題や見たことない問題も出ますが、時間をかけずに解いていくべきです。

得点はボーダーラインが6割前後で7割前後が合格確実ラインです。

 

・出題形式(全体)

ここ5年の出題形式は、取引分類と理由が3題・消費税法の適用関係が2題です。

 

 

28年 取引分類と理由    6題

27年 取引分類と理由    3題

26年 消費税法の適用関係  5題

25年 消費税法の適用関係  3題

24年 取引分類と理由    5題

 

取引分類と理由の解き方・注意点

 取引分類とは、消費税法の課税・不課税・非課税・免税などを区分することであるが、この問題はこれらの区分が間違っていたら理由が正しくても、点数をもらえない可能性がかります。このことから、取引分類にはより注意をするべきです。

また、理由のところに書くべき理由を見いだせない問題も多いです。問題作成者の意図を汲んで理由を書く必要があります。問題を解いていくうえで理由の書き方は身についてくると思います。

 

取引分類は消費税法の適用関係の問題より書くことも少なく解くのに時間はあまりかからないです。

 

消費税法の適用関係

消費税法の適用関係は、取引分類より難易度は高めになりがちです。また。解答の量も多いので時間は取られやすいです。

取引分類の問題は課税・不課税などの取引分類の理由を解答にすればいいだけですが、消費税法の適用関係は、自由に問題を作れるので問題の幅も広く、解答の仕方や量も問題によって全然違ってきます。

ただある程度解答の定型文みたいなものはあるので、それにならって解答するべきです。