消費税法の理論問題の問1の傾向と対策

過去5年分を傾向を見てみると、応用問題が27年度(1)と25年度(2)で出ていますが、そのほかはほぼ理論の丸暗記で行けると思います。

 

近年の改正点が問われているのが、28年度の(2)と24年の(2)の2題でています。

課税資産や課税仕入れなどの用語の意義を問われている問題も3題ほど出ています。

また、ここ5年は重要な理論からしか出題されていません。

 

 

28年度の相続税を除けば消費税法の重要理論10題にどこの予備校でも選ばれているりろんでしょう。

試験前には、最低重要な理論10題と近年改正された理論と用語の意義を暗記していたら、基本的に合格できるでしょう。

またここ5年間は消費税の施行令に規定する部分は省略するように書かれているので、施行令の部分を覚えときましょう。施行令についてはTACの理論マスターでは点線で囲まれているので、使ってみるのもいいでしょう。

 

問題の配点は20点から30点で20分から30分ぐらいで解くべきでしょう。

問1の合格ボーダーラインは7割で合格確実は8割ぐらいなのでいかに理論を正しく覚え、書くかという事が重要になってくるでしょう。

 

28年度 2問

(1)相続があった場合の納税義務の免除の特例

(2)国内取引の判定の役務の提供と電気通信利用役務の提供

27年度 2問

(1)課税資産の譲渡等の意義と課税仕入れの意義とその応用問題

(2)非課税

26年度 2題

(1)課税の対象

(2)仕入れ税額控除と趣旨

25年度 2題

(1)課税資産の譲渡等の意義と課税標準

(2)基準期間における課税売上高と課税標準額の相違点(応用問題)

24年度 2題

(1)仕入れ税額控除

(2)仕入れ税額控除の改正理由、改正内容